「高気密・高断熱」の家とは?

家づくり

みなさんは

「〜の家は高機密・高断熱です!」

などのキャッチコピーを目にしたことはありませんか?

快適な家を建てるには「高気密・高断熱」な家づくりを目指したいものですが、何をもって「高気密・高断熱」なんでしょうか?

今回はそんな疑問にお答えすべく、どこからが「高気密・高断熱」なのか。

本当の高性能とはなにかをHEAT20の観点から少し考えてみたいと思います。

こんにちは!ガースです!

2019年に一条工務店でマイホームを建てた経験から本日は家の気密、断熱性能について記事を作りました!

これから家づくりをされる方へ手助けになれば幸いです!

高気密・高断熱の家とは?

僕が家づくりを始めたときによく耳にしていたのが「高気密・高断熱」というワードでした!

夏は涼しく、冬は暖かく!

住みやすい環境を作るには「高気密・高断熱」な家づくりが大事です!

と聞いてもいまいちピンときません。

でも家を建てるなら「高気密・高断熱」な家がいいよ!とよく知り合いからも言われました。

どのくらいのレベルから「高気密・高断熱」と呼べるのでしょうか?

実は住宅業界にこの定義は存在しないようです。

つまり、ハウスメーカー、工務店が

「気密性高いよ〜」

「高断熱だよ〜」

と言ってるだけなんです。

じゃあ、どのメーカーで建てても信用できないじゃん!!

と言われるかも知れませんがそうではなくて、

しっかりと気密や断熱性能の値を調べて、うちはこれくらいの性能なんですよ!

と掲示している、または測定、計算をしている会社を選んでいただければいいのかなと思ってます!

ではどんな項目、数値で判断すれば良いのか?考えてみたいと思います。

家の性能を表す数値は大きく分けて3つあります。

  1. Q値
  2. C値
  3. Ua値

Q値とは

一条工務店HPから引用

熱損失係数といい、Q値が小さければ小さいほど、住宅の断熱性能が高く、換気による熱損失の少ない家ということになります。

つまり、家の中の熱を外へ逃げるのを遅くする性能の数値と思っていただくとわかりやすいかと思います。

C値とは

一条工務店HPから引用

隙間相当面積といい、計算床面積1㎡あたりどのくらい隙間があるかを「㎠/㎡」という単位で表し、数値が小さいほど気密性が高く性能が良くなります。

国が以前定めていた高気密住宅の基準は「5㎠/㎡以下」です。

Ua値とは

一条工務店HPから引用

外皮平均熱貫流率といい、住宅の内部から床、壁、屋根や窓などから家の外へ逃げる熱量を外皮全体で平均工務店HPから引用値のことを指します。

値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い家ということになります!

先程も言いましたが、この「高気密・高断熱」に定義はありません!

チラシやホームページで「高気密・高断熱」を謳っているハウスメーカーや工務店の多くは、「高気密・高断熱」を裏付ける数値を出してません!

僕はけっこうデータ派なので、これらの数値を見て初めて信用できると思ってます。

しかし、価格の面もありますのでそのあたりのバランスも大事ではあります。

どのレベルから「高気密・高断熱」と呼べる?

ここまで「高気密・高断熱」の家を判断する数値についてお話ししてきました。

次は、その数値がどれくらいあれば性能が高いといえるのか?

について考えたいと思います。

ここでは僕も建てた一条工務店の数値を紹介したいと思います。

僕は一条工務店の回し者ではないので、いろんなハウスメーカー、工務店を見てもらえばいいと思います!

一条工務店で建てた経験からお伝えします。

一条工務店の数値

こちらは一条工務店が公表しているQ値、C値、Ua値になります。

ちなみに我が家のC値は気密測定の結果、0.5でした!

ちなみにQ値、Ua値は計算がとても複雑なので出してません!

ごめんなさい!(笑)

※一条工務店は断熱材の種類、施工方法、断熱材の厚み、外壁や窓の性能全て公開していますので気になる方は是非HPを見ていただくと参考になると思います!

この比較として、HEAT20という高断熱性能の家づくりを目指す団体を紹介して比較してみたいと思います!!

高気密、高断熱とは何か?の一つの指標になるかもしれません!

HEAT20とは?

HEAT20」とは、地球温暖化とエネルギー問題、居住者の健康と快適な住まいを考え、2009年に発足した団体の略称です。

正式名称は「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」であり、英語では

「Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 houses」

と表記されます。

その頭文字をとり、

「HEAT20」を称されます。

「HEAT20」には住んでいる地域ごとにグレード区分があります。

グレード

HEAT20には性能によって3段階のグレードがあります。

真冬に室内温度が、以下の温度より寒くならないという基準でそれぞれのグレードを設定しています。

G1: 10℃を下回らない性能

G2: 13℃を下回らない性能

G3: 15℃を下回らない性能

このグレードは、これまでの日本の住宅事情にとっては、かなり厳しい数値で、

既存の日本の家でグレードにクリアする家は、1割にも満たないといわれています。

G2グレードのお家は、

暖房をつけていない廊下や脱衣所でも13度以上を保てるお家になるので

家の中の温度差が原因でおこる、ヒートショックの防止にもつながります。

区分

日本列島は縦に長く、

地域により気温や気候等が異なりますのでHEAT20では8つの地域区分を設けています。

それぞれの区分で外皮平均熱還流率(UA値w/㎡K)の基準値を設定しています。

つまり各区分で断熱性能の基準が違います!

さらに詳しく知りたい方はこちらから⇒HEAT20の家概要

HEAT20が定めた地域区分やUA値の基準値については、絶対にこの基準を満たさなければいけない決まりはありません!

参考程度に自分の知識として持っていてもらえばと思います!

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!

「高気密・高断熱」の家とは何か?少しでも知ってもらえたかなと思います。

確実に言えることは、断熱性能の低い家を建ててしまうと、夏は暑くて冬は寒い家になってしまい快適な生活はおくれません。

冷暖房効率低下による光熱費の上昇もあります。

個人的にはUa値0.46あたりはクリアしてあればいいんじゃないかなと思ってます!

漠然と「高気密・高断熱」の家づくりをするのではなく、この機会に断熱性能をどれほどとるのか考えてみてはいかがでしょうか?

この記事が参考になれば幸いです!

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